Gmailから「 https://support.google.com/mail/answer/81126#authentication 」というURLが記載されたエラーメールが届いた場合、何らかの原因でSPFのメール認証が通らずにGmailがメールを拒否した可能性がございます。
Gmailでは近年増加傾向にある「なりすましメール」の対策としてセキュリティを強化しており、これが要因でメールの受信拒否となっていると考えられるケースが多い傾向にあります。
そのため、考えられる原因順にご案内します。
エラー内容の例
This is the mail system at host ○○.lolipop.jp.
(中略)
The mail system
<●●●●●@gmail.com>:
host gmail-smtp-in.l.google.com [【送信先メールサーバーのIPアドレス】] said:
This mail is unauthenticated, which poses a security risk to the sender and Gmail users, and has been blocked.
The sender must authenticate with at least one of SPF or DKIM.
For this message, DKIM checks did not pass and SPF check for [【対象ドメイン】] did not pass with ip: [【送信元メールサーバーのIPアドレス】].
The sender should visit https://support.google.com/mail/answer/81126#authentication for 550 5.7.26 instructions on setting up authentication.
考えられる原因
以下の3つの可能性があります。
①【対象ドメイン】にSPFレコードが設定されていない
【対象ドメイン】にSPFレコードが設定されているか確認してください。
SPFレコードの設定を行うことで解決する場合があります。
- 「教えて!レンタルサーバーのこと:SPFのしくみとSPFレコードの設定方法について解説します」の記事内にある「SPFレコードが設定されているかを確認する方法」の情報を参考に、SPFレコードの設定をご確認ください。
- SPFレコードが設定されていない場合は、以下のSPFレコードの設定のよくある質問をご活用ください。
- ご確認いただいた結果、解決しない場合は、以下の「解決しない場合」に進んでください。
②【対象ドメイン】のSPFレコードが複数行になっている
【対象ドメイン】のSPFレコードが複数行になっている可能性があります。
- 「教えて!レンタルサーバーのこと:SPFのしくみとSPFレコードの設定方法について解説します」の記事内にある「複数の送信元サーバーを利用する場合の注意」の項目を参考に、SPFレコードの設定をご確認ください。
- ご確認いただいた結果、解決しない場合は、以下の「解決しない場合」に進んでください。
③エラーが発生しているサーバーがロリポップ管理しているサーバーではない
エラーが発生しているサーバーがロリポップ管理しているサーバーではない場合があります。
- エラー内容に記載されている1行目の「This is the mail system at host ○○.lolipop.jp.」にロリポップのサーバー名「lolipop.jp」が記載されているかご確認ください。
- ご確認いただいた結果、このサーバー名がロリポップのサーバーではない場合は、記載されているサーバーサービスをご確認ください。
- ご確認いただいた結果、解決しない場合は、以下の「解決しない場合」に進んでください。
解決しない場合
お問い合わせフォームから「ログインできる」に進んでいただき、以下の情報を記載の上ご連絡ください。
【Gmailのエラーメールが届く現象の調査依頼】
・メール送信日時:●●●●年●●月●●日 ●●時●●分
・送信元メールアドレス:
・送信先メールアドレス:
・エラーメールの内容全文:
・エラーメールのヘッダー情報:
- コピー&ペーストで構いませんので、可能な限りすべての情報のご記載ください。
一部の情報が削除されている場合、原因の特定ができない場合がございます。 - メールのヘッダー情報については「メールのヘッダー情報とは何ですか」のページをご参照ください。